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フタホシコオロギ


※写真はフタホシコオロギの亜終齢時期

爬虫類・両性類の餌としてはメジャーすぎるくらいメジャーなコオロギの「じゃない方」のコオロギです。
っていうのも基本的にはヨーロッパイエコオロギをメインに与えていることが多く、たまーに見かけるのがこのフタホシコオロギなのでシェアとしてはそんなに多くないのかなと思いますが、エサコオロギとしては二大巨頭なのでこちらも紹介しておきます。
参考→[ヨーロッパイエコオロギ]

フタホシコオロギとは?

フタホシコオロギとは、爬虫類・両生類用の餌としてよく売ってるコオロギの一種で、前述のヨーロッパイエコオロギと並んでペットショップなどで大量に売られています。
ぱっと見日本にいるコオロギとそんなに変わらんじゃないかと思いますが、こっちは原産が東南アジア諸国の方らしいです。
とは言え、沖縄・奄美あたりの島にいるみたいなんで国内種でもあるようです。
日本ではそこまでまだメジャーじゃない種類でもありますが、近年食用としても開発?研究?が進んでいるみたいです。
来る食糧難に向けての昆虫食では大活躍するんじゃないか説が浮上してます。
ヨーロッパイエコオロギと比べるとこっちのがちょっと硬い、臭い、うるさいっていうイメージになってます。
あとは体感ですが、こっちのがよく食うのと共食い率がちょっと高い気もしました。
フタホシをあげてた時期にうちにいた生き物が成体を食べさせるサイズではなかったため、成体の写真はなかったですw
イエコに関しては鳴き声そんなにうるさくないんですが、こっちは結構うるせぇ!ってなる感じでワイワイガヤガヤしてました。
色が黒いんで人によっては、虫感が強すぎてちょっと嫌だっていう人もいましたが・・・
虫は虫なんで日本のコオロギたちも同じ姿のような気がします。

フタホシコオロギの価格は?

活コオロギと乾燥コオロギと冷凍コオロギと種類がありますが、活コオロギで大体1匹4、5円くらいから15、20円程度で買えると思います。
コオロギは用途に合わせてサイズのバリエーションがあるため、サイズごとに価格が違います。
場所によっては割高にはなりますがヨーロッパイエコオロギと同様に数匹から購入できるところも多いので、その都度という感じで購入できます。
乾燥と冷凍は1匹単価が安い代わりに一定量が決まっています。
乾燥ならパックか缶、冷凍はそのまま数百匹冷凍されています。
保存がある程度効くので冷凍をストックしておくのもいいかもしれません。

フタホシコオロギのあげかた

対象の生き物にもよりますが、その生き物に合ったサイズをあげるのがまず前提です。
例えば虫系(サソリだタランチュラだ)にあげる場合は特に大きさもそんなに気にしなくていいと思います。
幼少期であればSサイズあたり、その後は成長に応じてサイズアップする感じにしてもいいです。
両性類・爬虫類の類になるとちょっと変わってくる感じですが、小さ目のカエルやトカゲあたりにあげる場合はあまり羽のない個体を選ぶのがいいかと思います。
消化の問題もあるのと、羽が邪魔になったり・・・みたいな話を聞くんでその辺は終齢前くらいのコオロギにするとちょうどいいかもしれません。
ヒョウモントカゲモドキ(レオパードゲッコー)・フトアゴヒゲトカゲくらいになってくるとそこそこの大きさのものは食べるんで成体を与えたいところですが、消化の問題もやはりここでも出てくるので羽が生えないギリギリサイズをあげるのがベストかなと思います。
雑食のコオロギにいろんなもの(野菜だの)食べさせて太らせておいて間接的に野菜を摂取しない生き物にあげるってのが一般的な感じですが、最近は人口フードでそういったものを補えるものもあるので、そこまで重要なポイントではないかもしれません。
生きたままあげるんで、あまり噛み砕かない系(丸のみ系)の生き物にあげる場合はピンセットで頭をつぶしたり、足をもぎったりって言われてます。

乾燥状態のものは水でふやかしてあげたり、粉状にして何かと練ってあげたりして使います。
冷凍はそのまま湯煎でも自然解凍でもして野菜と一緒に混ぜたりしてあげます。

フタホシコオロギの目的

目的としてはヨーロッパイエコオロギとほぼ変わりません。
コオロギなんでw
ただ、一時期ペットショップなどでフタホシを勧められていた理由が、ヨーロッパイエコオロギに比べて丈夫な個体が多い、寒さに強いため日本の気候に合ってる、よりなんでも食べるし太るので栄養価が高い。
などいろいろな理由で推されてました。
が、今となっては実際にそうだったのかは謎です。

フタホシコオロギ備考

活き餌の定番なんで、基本活きたままという人が多いのでストックが必要になってきます。
ただコオロギ自体も生き物なので、必要な時に必要サイズがない!なんてことになってしまうこともしばしばあります。
ヨーロッパイエコオロギと同様に成体を購入→しばらく飼育して産卵→孵化という形でSサイズ、Mサイズ、Lサイズとサイズごとに衣装ケースなどにストックするのがベストかと思います。
もしくは近くにお店があれば都度購入が割高ですが一番利用しやすいです。
活き餌タイプと冷凍タイプと乾燥タイプ、さらに缶詰タイプなど色々とバリエーションが豊富なため、ストックするなら缶詰、使いきりなら小分け乾燥タイプなど色々と選べます。

また、近年無印良品などでもコオロギを使ったせんべいが登場したりと人間の食用品としても注目を浴びています。
コオロギせんべいはフタホシコオロギの粉末が入っていて、小さいながらも栄養価は高いのでこれからの時代には食文化に食い込んでくる可能性も期待されています。
って言っても普通にスーパーにイナゴの佃煮売ってる地域に住んでるので、子供のころからイナゴ食べて育ってるのでコオロギ丸ごとの形で揚げたりしてても食べれるんですけどねw

オススメのフタホシコオロギはこちら

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カテゴリー : エサ
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