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フトアゴヒゲトカゲとお風呂

フトアゴヒゲトカゲを飼っている上で、お風呂に入れる(温浴)というものがついてまわります。
本来爬虫類なんかはお風呂なんか無縁の生き物、と思っている人は多いと思いますがお風呂に入れる事も時には大事である、というのも実は爬虫類系を飼っている人は知っていることだったりもします。
そもそも現地では、野生下では一体どうなんでしょう?と思いますけど暖かい地域に住んでいるためそのまま近くの水場にボチャンでオールOKみたいなアバウトな感じだとは思いますが、飼育下では実はメリットも多くおすすめする1つの生活習慣です。

お風呂で水分補給

水分補給といえば、ケージに水入れでもつっこんどけば勝手に飲むし勝手に入るだろ!と一蹴されるかもしれませんが、人間が思うほど彼らは水場の使い方はうまいわけではないので水入れを入れたところで何に使うかはわかりません。
人間としては、水飲み場として与えていますがうちの子たちは歴代4匹全員水飲み場から水を飲んでいるのを見たこともなく、ましてや水飲み場として機能していませんでした。
尻尾アタックでこぼしてしまったり、結局ケージの砂をびちょびちょにするだけで終了してしまうという悲惨な結果に・・・
ということで、初代のアゴ竜からずっとお風呂に入れていました。
そこで、お風呂に入れると水をよく飲むので水飲み場よりもお風呂の方が水を飲みやすいのかそれがいつしか習慣になっていました。
水の飲み方もそれぞれの個性があり、完全に潜水して目を閉じて水を飲んだり、鼻先だけ突っ込んで飲んだり、浮きながら飲んだりと様々です。

これはブラッドがお風呂の時に水を飲んでいるシーンですが、気が済んだらぱっと顔をあげて洗面器から上がってきます。
爬虫類は変温動物な上に毛穴がないから水分はあまり必要ないというのはよく言われている事で、そのためにアンモニアを水で溶かさず固めて尿酸として排出するように出来ています。
が、思いの外水をよく飲む生き物なのでお風呂に入れてあげることで何か新しい発見があるかもしれません。

お風呂で便秘予防

人間でもそうですが、お風呂に入り温まると排泄が促される事があります。
それに関しては爬虫類も同じで、お風呂を通じて排泄をする、というように習慣づく個体もいます。
条件反射的に排泄が促されるんだとおもいますが、決してお風呂でしか出来なくなるということはなく、お風呂に入れた時にしやすくなる程度です。
また、お風呂に入れようがなんだろうが朝起きてすぐの個体もいるので一概にはなんとも言えませんが・・・

尻尾をあげて両足を地面に踏ん張ってお尻をフリフリっとし始めたら合図です。
これは水中でも陸上でもあまり変わらないんですが、この後一気にプリッと出てきます(笑
ちなみに動画では尿酸(白いモヤモヤ)が出てますが普段は普通のうんこ出ます。
これを習慣付ける事で、便秘知らずになることと、ケージ内ですることは減るためケージ内を清潔に保つことが出来ます。
更にケージ内でした場合手や足、排泄口付近に排泄物が付いてたりするので、あまり清潔とはいない状況で放置することになるため毎日お風呂に入れてお風呂でさせることでフトアゴ自体も清潔に保つことが可能です。
あとは、ケージ内にフンが無いということは匂いの原因も解消出来てしまうのでメリットは大きいです。

お風呂で寄生虫予防

お風呂に入れる目的の1つとして寄生虫や感染症予防などがあります。
まぁ、あまり聞いたことが無いので劣悪な環境などで育った子やフトアゴには野性採集個体はいないからなかなかありませんが、実はダニみたいのがつくことがあります。
例えばケージの砂をずっと替えていなかったり、湿度が高くなりダニが繁殖してしまったり、他の虫何かが繁殖したりもちろんあります。
特に砂ではない床材で飼育している人はあるかもしれませんが、フンを放置していたり、餌の食べ残しを放置していたり・・・様々な原因がありますが排泄口あたりにダニが付いてしまったりという話は聞きます。
そうなるとあまりよく無いため、排泄口付近や付け根の部分を柔らかい歯ブラシなどでブラッシングしてあげることで清潔に保つことが可能です。
フトアゴは非常におとなしく温厚な生き物なので、これくらいで嫌がって暴れることはなかなかありません。
フトアゴお風呂ブラシ
尻尾の付け根あたりをブラッシングします。
その他、フンで汚れていたりする場所(手のひらや足の裏など)もブラシで綺麗にしてあげる事で感染症などの予防にもつながります。

お風呂で脱皮不全の予防

お風呂に入れる最大の目的はおそらくこれでしょう。
爬虫類の脱皮といえば、一番有名なのはヘビだと思います。
が、フトアゴヒゲトカゲはそういった脱げ方はせず、全身のパーツごとにバラバラに脱皮をします。
例えば頭部1つとっても、鼻先だけ、耳のあたり、まぶた、アゴと結構細かく脱皮をしていくんですがその時にうまく脱げない場合は脱皮不全になってしまいます。
脱皮不全になると、脱げずに残っている皮が張り付き、最悪そこから壊死してしまう可能性もあります。
時には指先や尻尾の先など先端部分が綺麗に抜けないとちょっと危ない事もあり、爪が取れてしまったり、重度な場合は指が取れてしまったりということがあります。
また、フトアゴなどは指などが壊死した場合自分の判断で出血していない場所を噛みちぎって止血をする場合もあるようなので非常に危険です。
なのでそれを事前に防ぐために温浴をさせることで、皮が向けやすくなります。
脱皮前はケージ内の湿度をあげるために霧吹きをするということもありますが、何にせよお風呂入れてしまったほうがメリットは大きいかと思います。
もし剥けてても剥がれてなくてピロピロしてたりする場合はお風呂で柔らかくなったら人の手で取ってしまっても問題はないです。
まだ準備段階で脱皮してしまって外皮が剥がれてってことは多分今まで無かったので浮いてきて剥けそうな皮であれば問題無いと思います。
フトアゴ脱皮顔
こんな感じで顔がビリビリになったりしてますが、ここで1つ注意。
このまままぶたが剥けずに残ってると自分の爪で取ろうとした所目に怪我をしたり、最悪失明してしまうこともあるようなので未然に防げる事故は防いでおきたいところです。

お風呂の後は寝るという習慣がつく

過去に飼っていたアゴ竜を始めブラッドまではお風呂に入れて上がった後、部屋に放置してると隅っこに行ってそのまま寝てしまう子が多かったです。
銀ちゃんはお風呂後も元気に腕とか頭の上とか登ってきますが、他の子たちは膝の上に乗ったまま気がついたらスヤスヤ寝てたりとお風呂上がった後に暖かいままケージに入れて電気を消す→寝るという習慣を付けるとお風呂の後は条件反射で眠くなってしまうのかな?と思います。
まぁこれに関しては別に生活の上で重要なことではないので特にどうでもいい情報ですが(笑

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