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バジェットガエルは南米に住んでるとても愛嬌のある顔をした中型のサイズのカエルです。
水棲のカエルのため、飼育下ではあまり水から出てくることはないので1日中ぬるいお風呂に浸かってのほほんとしてる非常にマイペースなカエルでもあります。
一言で言うと、漫画に出てくるようなカエルという表現になりそうなほど珍奇なカエルで、カエルと聞いてイメージする日本のアマガエルやトノサマガエルなど手足がスマートなカエルでは全然ありません。
むしろどちらかと言えば、体の半分くらいが顔になっていて、実に体全体の3分の1が口といういわばがま口モンスターです。
見た目でいえば、緑色の水まんじゅうに短い手足が生えた感じと言えば分りやすいかもしれません。
色は基本緑色にブチが入ったり、そのぶちの色が赤っぽくなったり、時折なんか不思議なスライ○ベスみたいな色のやつもいるとかいないとか・・・。
生態は乾季になると繭を作って休眠するということなのでそういった状況になれば水分をが非常に少なくても生きていけるということですが飼育下では完全水の中です。
しかも水温を26-30度の間で飼育しているのでまるで熱帯魚となんか変わらないです。
また、前述のとおり顔がものすごいでかいため顔から手足が生えたんじゃないかってくらいコミカルでなかなか可愛いです。
後ろ足には黒い爪があり、脱皮後によく水槽に爪が落っこちてたりもします。
ちなみに環境の変化や水質の変化には比較的強い上に、待ち伏せ系の生き物なのでいつ餌が食べれるかわからない状況下で生きてますので目の前を横切るものは有機物だろうが無機物だろうが構わず口に入れちゃうがま口食いしん坊モンスターです。
本来泥の中とかに潜んでるということが要因か汚水には強いといいますが、目に見えて汚れてなくても彼らは透明なおしっこをしてますので水質そのものは悪化してる可能性が高いですので長くても5日程度を目安に水を替えてます。
ちなみに、前述のとおり顔がものすごいでかいため(2回目)あごぢからも相当なもので、恐ろしいことにこのがま口モンスターご丁寧に上あごには歯が!
そして下あごには牙が生えているというミミック的がま口です。
カエルさんたちはちょっと爬虫類とかに比べて頭がよろしくない部分があって何でもパクってして食べれないものは吐くという食事方法なので特に口がでかいこの種は誤飲防止のために水槽に余計なものは入れずただ水だけ入れてベタのように飼うのがいいかと思います。
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