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バジェットガエル・マルメタピオカガエルの飼育に必要なもの

バジェットガエルを飼育するにあたって必要なものです
基本的にはバジェットガエルはあまり飼育器具やスペースなどは必要ない種類のカエルなので、他のカエルと比べてハードルは高く無いかもしれません

バジェットガエル・マルメタピオカガエルの飼育環境

最低限必要な環境としては、水槽と保温用のヒーターがあればあとは大丈夫っていうくらい簡素なもので充分です
そんなものでいいの!?ってなると思いますが、あくまで最低限の飼育環境です
熱帯系のカエルなので日本の冬を越すには保温用のヒーターが必要になってきますが正直エアコンなんかで室温を全体管理している場合には保温用ヒーターすら必要無いかもしれません
前述の通り熱帯系なので、温度は高めに設定した水の中で飼育します
この種のカエルはただの本能で動く爆食モンスターの一種なので視界に入る動くものは片っ端から食べようとするので、できれば水槽の中は何も入れないベアタンクがいいんじゃないかなと思います
もしかしたら性格にもよるかもしれませんが、下手に入れないほうが怪我とかのリスクも激減します

常に水の中にいて出てこないカエルなので、乾きなどの心配はありませんが水質の汚濁には要注意です
食べる量もすごいですし、その分フンもすごい量をします
なので、一瞬で水が汚れます
自覚があるのか、一回で全部は出さなかったりするので一度汚れて水を変えたらすぐまたします
多分本能であまり汚すと自家中毒になってしまうことを感じ取ってるのかもしれません

現地では汚い泥の中に潜んでて目の前を動くものをとりあえず飲み込んで食べれないものは吐き出す
みたいな生活をしているらしいので、正直他のカエルより汚れにも強いみたいです
毎日換えないと可愛そう!とか、少なくとも3日に1度!
なんて言う人もいますが、聞いた話ではフンしなかったら2週間くらい放置しても別に平気なんてことも
実際フンしなくて目に見えて汚れてなくても、水質は変化してるので長くても1週間くらいしたら換えるのがいいかと思います

餌の頻度とかは成長具合にもよりますが、週に1回から2回程度あげてある程度の大きさになったら週に1度程度でいいと思います
なんなら2週間に1度くらいでも多分大丈夫です
かなりタフでハングリーなカエルですが、生態を考えると一度食べたら次にいつ食べれるかわからない状況で生きてる生き物なので、定期的な餌をあげると逆に栄養過多になっちゃうんじゃないかと思います
2020年7月現在、うちのカエルは多分ですが9歳近くになります
あげても食べないこともあるので、今は餌が2週間に1度から長いときは1ヶ月に1度になってます。
専門店の店員さんの話だとカエルの死因で多いのは餌のあげすぎっていうのもあるらしく、あまり食べさせるのも問題のようです

バジェットガエル・マルメタピオカガエルの飼育に必要なもの

バジェットガエルの飼育に必要なものはこだわり次第では多くなりますが、最低限で考えれば少ないです
もっと言えば、金魚と同じような感じなので
ほんとに最低限とすれば
水を入れる容器だけあれば正直問題無いかもしれません

水槽

これは必須です
水の中にいるタイプのカエルなのでどうしても水を入れる容器だけは必要です
ただ、特に深さとか大きさとかそういったものは重要ではないのでカエルが入るサイズであれば大丈夫です
そもそもがあまり広いところで泳ぐってタイプじゃなくて泥に埋もれてじっとしてるので、見た目には狭そうに見えるかもしれませんがそんなに狭くていいの?って思う程度のがカエル的にも落ち着くようです
水は足を伸ばして鼻先とめんたまが水面に出る程度の深さにしないと、呼吸のたびに上がってくるので水中で立つくらいの水深がベストみたいです

エアレーション/ブクブク

エラ呼吸じゃないのでそんなものいりません
水中に酸素があったところでカエルからしてみればなんのこっちゃです
基本カエル単体の場合は必要ないですが、餌として小赤とか小さい魚を与える場合には活餌用にエアレーションを入れます
あと、直接的にカエルの呼吸には必要が無いですがエアレーションを入れる事で水流が生まれるので水の流れを作る意味では入れても問題は無いです

シェルター

臆病なカエルではないので、単体飼育の場合あまりシェルター的なものは必要ないかと思います
ただ、活餌も同じ水槽に放ったり、光が強かったりとか色々変化がある部屋で飼育している場合は落ち着ける場所としてシェルターがあるとそこに隠れます
シェルターそのものは何でもいいんですが、プラスチック系の軽いものだとカエルがシェルター内に入った時にそのままふっとばしちゃうこともあるので100均の植木鉢をガチャンするか、陶器の重めのものを選ぶといいと思います

保温器具

熱帯魚用のヒーターを使うこともありますが、狭めの水槽の場合はケース底面に敷くプレートヒーターで温めておきます
何もしないでも26度前後にしてくれるのでコンセントさえ入れておけばあとは放置で適温です
もしくは大きなケースに水槽を入れて、保温球をつけて温室化することでそのケース内を一定の温度に保つことが出来ます
水温も同様にそのケース内の温度に依存するので、水物と陸物を同時に飼育可能です
また、熱帯魚用の水中ヒーターを付ける事が出来ますが、カエルが暴れたり噛み付いたり色々あるんで怪我が無いように完全にパーティションを分けられるような設備においては有効です

サーモスタット

ただの温度管理なので、そこまで高性能なものでなくて大丈夫です
GEXから出てるような日照時間も決めれるとかそんなのじゃなくて、単に温度が一定以上になるとスイッチが切れる、一定以下になると入るの単純構造のもので充分です
あると無しではケース無い温度の安定が変わるんで、できればあったほうがいいです

とはいえ、なかなか丈夫なカエルなんで多少の温度変化や水質の変化なんか物ともせず元気なことが多いです
タフなカエルですが、最低限だけだと流石に心もとないところもあるのでやはり基礎セットとしては上記のものは揃えておくことをおすすめします

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カテゴリー : バジェットガエル, 両生類
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