» フトアゴヒゲトカゲと散歩

爬虫類飼育サイト -Dragon’s Gate-

フトアゴヒゲトカゲをはじめ、爬虫類の生態と飼育方法など

現在地: 爬虫類飼育サイト -Dragon’s Gate- > コラム > フトアゴヒゲトカゲと散歩

フトアゴヒゲトカゲと散歩

白竜ハーネス

フトアゴヒゲトカゲの散歩、出来る出来ないは性格次第

良く大型のトカゲを飼っている人などは散歩をしているという話を耳にする事があります。
ということは・・・フトアゴでも別にいいんじゃないかと思いますが、これはちょっと性格によりますね。
最初に飼ってたアゴ竜は人懐っこい性格だったんで、散歩行くにも肩に乗ったままずーっとその場で落ち着いていました。
その次にいた白竜も非常におとなしく1番おっとりしていた性格であまり物怖じもしない子だったんで、どこ行くにもおとなしくしていました。
しかし、その後のブラッドに関しては・・・
ハーネスはおとなしく付けられるものの、家から一歩出ると野生化してしまいものすごい興奮してしまい連れていく事が出来ず家の庭付近でたまに遊ばせてました。
一度少し離れた所まで行ったんですが(公園の大きな岩の上で日向ぼっこをしに)、すれ違う犬と何故か黒い車にものすごく怯えていたりしたのでちょっとむずかしいなと思いました。
ちなみに、アゴ竜も犬の声と黒い車は怖かったようで近所で飼ってる犬の低い声が聴こえると体が黒い色に変化したり、黒い車とすれ違うと身を低くして何かに身を寄せる感じで隅に行ったりしたので何か恐怖感があるのかなと思います。
銀ちゃんに関しては、歴代1番ヤンチャなトカゲなので正直外には連れていけないかなと思ってるんですが、一度外で思いっきり遊ばせるのも良いかなと思いますのでチャレンジはしてみたいかなと思います。
ハーネスがぴったりになったのでタイミング的にはバッチリかなと。
とりあえず暴れものでハーネスすら付けられない様な子もいるなかで、ハーネスはおとなしく付けられるのでまだマシかな?と思います。
嫌がってるとストレスになっちゃうし、あまりよろしくないかとは思いますが。

フトアゴヒゲトカゲの散歩のメリット・デメリット

そもそも爬虫類に散歩なんて必要なの?
ていう意見もあると思いますが、運動をさせるという意味ではなく外に出すというメリットは沢山あります。
・自然光の紫外線を浴びる
・広い場所を自由に動き回れるので運動不足の解消につながる
・好きな葉っぱなどを自由に食べれる
・タンポポの食べ放題時間無制限コース
・バスキングで体が温まる(主に午前中)
など、ある程度自然の状態にすることでストレスの解消にもなるかと思います。

しかし、デメリットももちろんあります。
・ハーネスなどがない場合脱走してしまう可能性がある
・野生の虫などを見つけて食べてしまう(寄生虫問題)
・大型捕食者(カラスやノラ哺乳類など)に狙われる可能性がある
など、危険性のあることも多いです。
・犬の鳴き声に怯えたり、黒い車に怯えたりするのでストレスになるかも知れない。

それらをクリアする状態での散歩は悪いことはないと思います。

フトアゴヒゲトカゲの散歩の仕方

では、実際どうやって散歩するの?
という事になりますが、犬などと大して変わりません。
ただ自由に動くのもトカゲは気分屋なので、家からの道なんか当然覚えませんので、公園に連れて行ってから自由に歩かせるという言い方のが正しいかなと思います。
むき出しで持っていのはハードルが高い上に、車やすれ違う人にびっくりしちゃうし、すれ違う人もびっくりしちゃうのでバッグなんかに入れて連れていくのがベストかと思います。
後は必ずハーネスを付けます。
これは、二つの意味があります。
1つは、脱走を防ぐために付けます。
もうひとつは、これは飼いトカゲですよという意味のためです。
時折、公園などでおとなしいトカゲをそのまま手放しにしているという話を聞きますが、目を離したスキに逃げてしまったりした場合、通報されてしまう可能性があります。
日本にはいないトカゲで、大きさもそこそこなので一般的には凶暴な怖いイメージの生き物が公園に!ってなってしまいます。
実際逃げたフトアゴを捕獲するのに警察官が何人も来て、危険ですから近付かないで下さい!って網を持って対峙しているシーンをテレビで見たことがあります。
飼ってる身としては、フトアゴ程度でそんなに大騒ぎしなくてもと思いますが、知らない人から見たら小さい恐竜にも見えますし。
猫や犬も首輪があるとないで扱いが違うので、誰かのペットであるという証明のためにもハーネスを付ける事をオススメします。
もしくは登れない様な素材で出来た大きなカゴなどに入れて連れていくというのも良いかもしれません。

一度野生化するとトランス状態になるので、逃げ足も相当早く一瞬にしてどっかに消えてしまいます。
おそらく飼っている人なら一度は部屋に放して見たりして、そういうシーンを見たことがあると思います。
それを外でやられたらもう捕獲は難しいです。

散歩の時期は、良く晴れた日の午前中に1番陽が当たるので風が強くない日を選びましょう。
車があれば車で、近所なら徒歩で連れていけるので大きな岩や石、陽の当たる場所に出してあげるとバスキングをしてある程度体が温まると自由に動き出します。
散歩というほど動き回る事もあまりないので、どちらかと言えば日向ぼっこ兼ちょっと外の空気を浴びる程度ですかね。

各種アカウント

Twitter
https://twitter.com/repgatecom

Instagram
dragons_gate

Facebookページ
https://www.facebook.com/repgatecom/

Youtube
フトアゴの銀ちゃんとヘビとカエルと

サイトアイコンや爬虫類・両生類系イラストグッズを展開し始めました
Dragon's Gateグッズ

ブログランキング参加しています。押してもらえると励みになります。
にほんブログ村 その他ペットブログ 爬虫類へ
カテゴリー : コラム
タグ : 
このエントリーを Google ブックマーク に追加
LINEで送る
Pocket