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爬虫類を飼うということは、今でこそ少しメジャーになってきたことですが今でもゲテモノ好きとか変人とか言われ世間からは冷たい目で見られたりもします。
そういった部分を含め、最初に抑えておかないといけないポイントがたくさんあります。
もちろん、対人関係をはじめエサのことや病気のことなどが挙げられますが犬猫などのように一般的な動物ではないことを常に意識しておかなければいけません。
爬虫類好きにとってはこの上なく可愛い理想の動物ですが、一般的に見たら嫌われ者ということを忘れてはいけません。
最近は有名な女性タレントが飼っていてブログに出しているということで徐々に市民権を得て女性たちにも人気が出てきた傾向はありますが、まだまだ普通にみんなが飼育するようになるには時間がかかると思います。
なので爬虫類を飼うということはどういうことか、絶対に押さえておくポイントをまとめておきます。
まずはじめにぶつかる壁は、対人関係です。
大きく言えば、実家に住んでいる人などは爬虫類を飼う際に必ずぶつかるのが家族との交渉で、そんなゲテモノ飼うのはダメ!と大体の人は断られます。
生き物を飼っていなかった、犬猫しか飼っていなかった家では爬虫類と聞くだけでゴキブリ並の嫌われっぷりなのでまるでアレルギーであるかのように過剰に反対されるケースが多いです。
また、友達なんかは別にいいのですがよく見かけるケースとしては、彼氏彼女に言えないという人もたくさんいます。
「来週彼氏が家に遊びに来るんだけど爬虫類飼ってるから引かれたりしないか心配」
とかそういう書き込みなど多々見かけますが、そもそも彼氏という時点で付き合ってるのに爬虫類が好きなことをなぜ隠しているのか?
そして爬虫類を飼うということがそんなに後ろめたいことで人に言えないことなのか?
と思います。
うち爬虫類いるけどいい?ダメならほか行こうくらいのことが言えないで悩むくらいなら最初から飼うようなことはしないほうがいいと思います。
飼ってるペットを隠すっていうこと自体、ペットを飼ってることに後ろめたさがあるようですし、それを知った時点で引いてしまうような関係であれば所詮そこまでの関係なわけですしどっちもどっちかなと思います。
むしろ自分で飼ってるペットを胸張って人に紹介できないなら飼うなということです。
いいんです、嫌われ者を飼うわけですから、最悪世間から嫌われ者として一緒に嫌われて生きる覚悟がないなら、近所友人から「わーかわいいー!」っていわれて喜んでもらえる犬や猫、ハムスターでも飼いましょう。
よく勘違いしてる人が多いのと、こともあろうか専門誌にすら書いてあることが多いのですが、フトアゴヒゲトカゲやサンバンナモニターなどの温厚かつマイペースなトカゲの項目に
「人によくなつく」
と書いてあります。
これは正直、どうなのかわかりませんが、一般的に爬虫類は懐かない動物というのが定説です。
なつくというのが、どういうことなのか犬や猫のように名前を呼んだら来るとか、膝に乗ってくるとかそういうレベルの話なのかによって変わってきます。
犬や猫などの哺乳類というのは、生まれた親から乳を飲み、親に育てられる生き物なため子犬や子猫の段階で取り上げても本能的にそういうものが備わっているようです。
しかし、爬虫類に関しては卵から生まれて、生まれてすぐに親から離れ親子という関係がなくなっていく生き物なので本能で孤独に生きています。
なので本来なつくことはないとされていますが、慣れることはあります。
よく専門書とか本で、馴れるではなく、慣れると書いてあるんですが、馴れるは動物がなつくことを意味し、慣れるは人を見てもおびえない、人を敵と思わないということで使われています。
そういう認識でいて下さい。
馴れたと思うのは自由ですが、爬虫類としては馴れてはいないので突如敵視して噛んでくることももちろんありますので。
こんなになついてたのに噛まれた!と言う人も時折いますが、それは確実に飼い主の思い込みの部分がありますので注意して下さい。
うまく飼っている人はなつかせているというよりは、自分が爬虫類の性質を良く知り、合わせていってる場合も少なくないです。
その結果、お互いがお互いを害や敵だと思わなくなることで共存が出来るようになるということはあります。
例えば以前見た話だと、大きなアダルトサイズのオオトカゲがチワワと何年も共存していて襲ったりは絶対しないという事でした。
ただ、それだけじゃ説明できない部分も多々あるのは事実です。
飼っていればわかりますが、世話をしている人、飼い主の判別はしているようで抱っこしていても飼い主とほかの人(友達など)ではやはり反応が違ったりすぐ飼い主のほうに来てしまったり
その辺においていても飼い主に寄ってきて膝の上や肩に乗ってくるのを見ると人を見て選んでいるような気もします。
種類や個体差があると思いますが、一概に懐かないと否定するのも実際は違うような気もします。
ただ、その辺は解明されていない部分でもあり実例が多くないため一般的には懐かないとされている、と考えられます。
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