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フトアゴヒゲトカゲをはじめ、爬虫類の生態と飼育方法など

トカゲの手袋を探して

爬虫類を飼っているとケージの中に脱皮した皮が落ちている場合があります。
種類によって違うと思いますが、その脱皮の仕方も様々で綺麗に脱ぐものもいれば、全然脱げないものもいるし、北斗の拳のケンシロウの様にバリバリバリって破片が散らばってる場合もあったりしてなかなか興味深いです。
ヘビは有名ですが、頭(鼻先)を壁面にグリグリ押し付けて剥がれて来てから器用に肋骨動かしつつ靴下みたいに脱げるんですよね。
あまり見かけることはないですが、先日その瞬間を目撃することがあったんでいい経験になりました。
それはまた後日にでも。

トカゲなんかの種類だと脱皮の時に注意したいのは目の周りが脱皮不全になったりすると手でそれを取ろうとして爪を引っ掛ける事があるらしく、その際に目を傷付けてしまう事があるみたいです。
なので、脱皮近い時(皮膚の色がくすんで来たりする)は湿度をあげるために霧吹きを多めにしたり水入れをちょっとぬるま湯にしたりすると良いようです。
更に効果的なのは脱皮近いなと思ったらもう毎日お風呂に入れてあげれば比較的脱皮不全を防ぐことが出来るというお話です。
最近だと何か脱皮を促すスプレーみたいのもあるって聞きますし、
参考 → 「フトアゴヒゲトカゲとお風呂

フトアゴヒゲトカゲの手袋

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この間落ちてたフトアゴヒゲトカゲの手袋です。
と言っても、フトアゴヒゲトカゲはあまり綺麗に脱皮するタイプの生き物ではなく、体のパーツの部分部分である日突然継ぎ接ぎのブラックジャックみたいになってその部分がペリっと剥がれて来ます。
個体によってはもっと綺麗に全体が綺麗に脱皮の兆候が出てる子もいますが、実際にあれがつるっとぺろっと脱げるわけではないので脱げる時はダルダルになってるはずです。
なので、手袋という様に綺麗な手の形になっているわけではなく、あくまで手の形をした皮(手のひら部分)の破片というイメージですね。
うまく手のひらと手の甲で別れるんで、指がすっぽり抜けるような感じにはなりませんね。
どちらかと言えば指ぬきの手袋の手のひら側だけ残って落ちてる感じです。

ヒョウモントカゲモドキの手袋

こちらはヒョウモントカゲモドキの手袋です。
フトアゴヒゲトカゲの脱皮した皮とくらべて、ヒョウモンの皮はとても薄くて柔らかく伸縮性に富んでいます。
その為、バリっと割れたりすること無く綺麗ににゅーんと伸びつつ手袋を脱ぐ様に脱皮が出来ます。
だがしかし!
ヒョウモンは外敵にバレるのを警戒しているのか、脱皮した皮は食べて証拠隠滅しちゃうのであまり落ちてるというイメージがないためこれは脱いだそばから回収したやつです。
ちなみに、口で引っ張って脱皮をするのでそのまま流れで食べちゃう事が多いです。
柔らかいし小さいし尻尾とか見たらプリプリで栄養がありそうにも見えますしね。
ただ、薄い皮のため脱皮の際にくっついちゃったりまだ下地の皮が出来てない状態でも自分でひん剥いちゃって脱いじゃう事があるのでその部分は人間の皮が剥けたのと同じような状態で一層下の肌が露出します。
かさぶたみたいになって次の脱皮の時に戻る事もありますが細胞が壊死しちゃうと戻らない事もあるのでその場合は注意が必要です。

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