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バスキングスポットは昼行性の爬虫類(主にトカゲ)の飼育に必要な、保温器具の1つです。
いわゆる、白熱電球と同じ用途で使われる事が多いもので日中の爬虫類の体温をあげるための役割をします。
日光浴をするための太陽光の熱の部分を担当するアイテムです。
サーモスタットがあれば26度以上32度以下などで設定しておく事で電球が切れなければそのままずっと使って行くものになります。
一般的にはバスキングスポット・バスキングライト・バスキングランプなんかの名称がつけられていて色々なタイプのものが売られています。
主に爬虫類系の飼育用品メーカーのものが多いですが、バスキングスポットの目的としては保温なのでぶっちゃけ光なんかでなくても問題無いです。
必要なのは温度であって、明るさではないので。
とは言え、昼行性の爬虫類は光を感じる事で目を覚ましたりもするため、光はもちろん必要です。
あと密室で飼ってなければ大体窓から差し込む日差しなんかを感じ取って爬虫類はちゃんと起きたりします。
人間が思ってるよりちゃんと自立してる生き物です。
ただ、光に関してはまた別の器具が必要になってくるのでそれは別の項目で。
基本的には保温のために必要不可欠なアイテムの1つでもあるのである程度使用したらストックを1つ常に持っておくことをお勧めします。
紫外線ライトに関しては切れてから買っても別に数日くらい紫外線浴びなかったって問題はないですが、温度に関してはどうにもならないので。
主に電球型のものになってるので、基本的には水槽に固定出来るクリップまたは蝶ネジが付いたソケットを使ってケージに固定します。
なので、電球単体で購入してももちろん使えません。
ただ、売っている時はセットで売っているものもあれば、別々に売っているものもあるのでソケットを持っているのであればソケットの対応ワット数を調べて、またケージの大きさに比例して必要ワット数も増えて来るためその水槽にあった電球とソケットを購入しましょう。
大体は同じ口径なので汎用性があるクリップが多いですが。
ちなみに光が出るものに関しては、明らかに球切れの時が分かりますがセラミック系の光が出ないタイプの物だと目視できないため温度計などをしっかりと見ておく習慣をつけておきましょう。
昔はそんなにありませんでしたが、最近では昼行性の爬虫類に不可欠なUVBも照射できる紫外線ライト兼用のものも出ていますので便利になりました。
大型水槽だとちょっとクリップ式じゃたりねぇって場合もあるんですが、その場合はケージの上のアミアミの部分に置くタイプの物もあります。
反射板付きなので、ドーム型になっていて広範囲に照射できるのがポイントです。
バスキングスポットはこちら
昼行性の爬虫類の飼育には必需品ですが、重要なのは光ではなく照射熱なので光の出ないひよこ電球や、白熱電球を代用しているという人もいます。
よくある電球タイプのものと、電球内に金属のメッキがしてあり照射範囲が広がっているものもあります。
光が出ないセラミックの物も紹介しておきます。
2個セットなどがあるのは切れたとき用のストックも兼ねてなので、助かります。
ちなみに、電球だけでは使えないのでソケットも紹介しておきます。
ホームセンターなどでも普通に売ってるものでサイズが合えば代用はできますが、爬虫類用だと固定する部分に蝶ネジがあったりちょっと仕様が違う場合もあります
うちは太陽が3つあります
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