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今年のお盆は随分と雨が多くまるで梅雨がいま来たかの様な天気ですね。
この時期は毎年セミが沢山鳴いていて飛び交うんですけどね、何故か今年は非常にセミが少なくて寂しいものです。
セミと言えば昔、幼少の頃(4歳)の時にセミの幼虫と初めて出会いました。
元々体が弱くてあまり外出できなかった子どもなので、外の世界をあまり知らなかったため友達のお父さんがセミの幼虫を1匹、夜に持ってきてくれました。
その日、言われたとおりに家のふすまに付けておくと背中が割れ、次第に中から真っ白なセミが出てきて数時間に渡って脱皮を見た時にすごい感動した記憶があります。
今思うとそのセミも羽化時期ということは少なくても6歳ということを考えたら・・・当時の自分よりも年上だったんですよね。
その衝撃から、蝉の幼虫を発見すると鳥とかに食べられる前に保護して持って帰ってきてはふすまに止まらせて羽化させて次の日に自然に帰すっていう感じで毎年触れ合って来たんですが今年はほんとに見かけません。
今から6年前、2011年なので、東日本大震災があった時だから何か影響あるのかな?とも思いますが実際同じ市内でも他の地域はめっちゃ鳴いてるみたいなので思い過ごしかもしれませんね。
先日家の庭の自転車置き場のロープにセミの抜け殻を発見しました。
まだ1つだけなので、他にもいるんじゃないかと思いますが地中で6年、この近辺に根を張ってる樹がないので何を餌にして6年間育ってきたのかがちょっと謎ですが、近辺にセミがいた事でちょっと安心しました。
セミといえば、子供の頃は図鑑でしか見たことが無かったはずの真っ黒い大きなセミ、クマゼミが数年前から近くに現れるようになりました。
最初の出会いは8年ほど前、まだ一番最初のフトアゴヒゲトカゲのアゴ竜を肩に乗っけてカブトムシを捕りに行った時の事、森で少年たちと出会いました。
セミ捕り合戦でもしていたようで、誰が1番捕まえるかってのを競ってた時に何故か誘われて一緒にセミを捕っていたら、1人の少年が
トカゲの兄ちゃん、あのセミ何!?
って言った先には真っ黒の大きなセミが。
なんじゃこりゃ!?と思って聞いていると鳴き声が聞いたことのない声で、「ワシャワシャワシャワシャ」と鳴いていました。
図鑑には「うるさい」と書いてあった通り、アブラゼミやミンミンゼミ、ツクツクボウシとは全く違うやかましい声で鳴くこいつはまさかクマでは!?
と思ったんですが、かなり高い位置にいたので捕獲は出来ませんでしたが、関東にもついに来たかと思ってちょっと感動したのを覚えています。
まぁ、その後話を聞いたら次の年かその次の年くらいには宮城でクマが出たって話も聞いたんですごい早いペースで北上しちゃってるんだなとは思います。
大きな分布にはまだなっていませんが、今後はきっとクマも関東のセミのラインナップに入るんじゃないかなとも思いますね。
それとは別に、庭にこんなのがいました。
面長のおとぼけ顔です。
同じような面長の奴らは沢山いますが、特におとぼけ顔のオンブバッタです。
仮面ライダータイプの、丸くて凛々しい顔とは全く違うかなりのおとぼけ要因ですよね。
実際性格的にもそんなに荒くないので、昔は良く飼ってました。
やっぱり夏になるとこういう夏の生き物を見ないとちょっと寂しいですよねw
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