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フトアゴヒゲトカゲの魅力

フトアゴヒゲトカゲはトゲトゲしい恐竜のような見た目とは全く違い非常に温厚でおとなしい生き物です。
特に、トカゲと聞いて想像するヌメっとしたテカテカのイメージ(ニホントカゲなどのヘビに近い質感)もありません。
さらに言えば、のんきなんだかマイペースなんだか分りませんがのほほーんとした感じでとても愛嬌のあるトカゲです。

フトアゴヒゲトカゲの容姿

フトアゴヒゲトカゲはトカゲの一種なので爬虫類です。そして大体の人が想像するトカゲというと・・・
基本的にはヘビのようにツルツルした冷たい印象を受ける光沢のあるウロコのトカゲを想像すると思います。
日本ではゴツゴツしいトゲトゲしたトカゲはたぶん沖縄あたりにしかいません。
特に、私の住んでる関東ではニホントカゲが生息しているため、そっちを想像すると思います。
頭から体が真っ黒で何本かの筋があって、尻尾が綺麗な青でキラキラしているあのトカゲですが、つるっとしててなんか苦手っていう人も多いですよね。
それ以外には、カナヘビがいますが小さいのであまりイメージがない人も多いかもしれません。
フトアゴヒゲトカゲの特徴としては、頭が大きく、頭は三角形をしています。
特にオスのアゴはトゲトゲしい感じで体も扁平なべちゃっとして平べったいトカゲです。
立体的な日本のトカゲなどとは全く違い、つぶれたような体系です。
それゆえ、本来のトカゲの理想的な体系である手足は細く長く、尻尾も長く・・・・
とはお世辞にも言いがたい体系で尻尾は短く、手足も短く太いです。
どちらかと言えばずんぐりしてて、言ったら五平餅みたいな形のトカゲです。
しかし、スマートではないにしろ、どことなく笑った口元や黒々としてるパッチリした目など親しみの持てる愛嬌のある姿をしています。
今の世代の子供達から見れば、ゲームやマンガなどのドラゴンを彷彿とさせるのでなかなかかっこよくも見えるみたいです。

フトアゴヒゲトカゲの行動

フトアゴヒゲトカゲが他のトカゲとくらべて特に人気の高い理由の一つに、愛嬌のある行動というものがあります。
一見、ゴツゴツしていて無愛想な顔をしている大人のトカゲですら、行動を見ただけで一転して可愛くなってしまうというのが大きな理由みたいです。
行きつけのショップにいても、初めて来た客が迷わずフトアゴを買っていく姿を見ると納得できます。
一つには人懐っこい性格だというのが挙げられます。
基本的に繊細な爬虫類の中でも特に温厚で、人慣れするトカゲとしても有名なフトアゴですから、ショップなどの人通りの多い場所にいた固体は間違いなく既に人に慣れている場合が多いです。
一部のペットショップや専門店ように出して触らせてくれる場所では、人に触られなれているのでまず滅多に噛むこともないと思います。
しかもそれだけ人に慣れてるわけですから、暴れず噛まず、理想の状態で迎えるコトができます。

また、フトアゴヒゲトカゲは耳がいいのか、よく色々なことに耳を傾けています。
耳が大きい分、周りの音や人の声が聞こえているかは分かりませんが、聞こえてる風に見えることが多々あります。
特に話しかけてあげると、首をかしげてこっちを見ていたり、耳を澄ませて何かを聞いているような仕草をするのがとても愛嬌があって可愛いです。
実際のところどこまで聞こえているのか、人の声などは判別しているのかは謎ですが・・・音に反応することが多々あります。
それ以外にも、思春期くらいのオスはしきりに頭を振っています。
一応興奮したりした時にするホビング行動というものなんですが、ショップでは人が来ると反応してやります。
なので、何も知らない客だとあたかも自分に挨拶をしてくれているような風に思えるみたいです。
子供の頃にはアームウェービングっていう腕をくるくる回したりもして、同じくらいの日に卵からかえった兄弟たちが一緒に多頭飼育されているケージなんかではみんながみんな腕をぐるぐる回してるという面白い光景を見ることもできます。
飼い主に慣れてくると、仲間と思うのか(少なくてもこいつは敵ではないという判断で)自分に向かって何かそういう動作をしているのが見えたら嫌ではありませんしね。
人懐っこい温和な性格なんで、水槽に近づいていくと向こうも近づいてきて、水槽の際に立ったりすることがあります。
特に幼獣の頃はなんにでも好奇心旺盛で見たもの全てに興味を持っている感じで行動するので見ていて飽きません。
慣れていれば簡単に人のひざの上や肩の上に登ってきてしまうのも、魅力の一つではないでしょうか。
人の体温があったかくて気持ちいいのか、たいていのフトアゴヒゲトカゲは手に乗せたり背中に乗っけたりすると離れなかったりそのまま寝てしまったりもします。

フトアゴヒゲトカゲとトイレ

爬虫類にあることなのかは不明ですが、はっきりとしたトイレの場所を覚えさせるために水槽の中に犬猫のようにペットトイレを入れる・・・とまではいかないにしろ”ある程度”トイレの場所を覚えているような気がします。
そのために、まずフトアゴを迎えてしばらくの間はフンをしてもすぐに掃除はしないようにし、ある程度放置しておきます。
その後、数回分のフンを一か所に固めておくと、アラ不思議!いつのまにかその場所でするようになったり、ほかの場所でフンをしても乾燥したら足で蹴っ飛ばして一か所に自分で集めるようになったりします。
ただ、他の種類のトカゲも同様なのか、たまたまうちの子たちがそうなのか、はたまたフトアゴヒゲトカゲがトイレのしつけができる生き物なのかわかりませんが、その辺に散らかして大変という人は一度試してみるといいと思います。
ちなみに、話を聞いた限りではイグアナに関しては一切こういったことを覚えないため大変だとペットショップの店員さんが言ってました。

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