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セラミックヒーター/赤外線ヒーターとは、爬虫類飼育ではほぼ必須になってくる保温器具の事です。
特に、以前掲載した[夜間用スポット/夜間用保温ライト]とほぼ同様の使い方をします。
ライトとヒーターの違いはあれど、どちらも夜間に活躍するアイテムなのは間違いないです。
ほぼほぼ夜間中にいかに光を出さずに、暗いまま熱を出すかというのがセラミックヒーターを使う1番の目的です。
となると、夜間に保温だと上に書いた夜間用スポットと同じではないか!となる人も多いかと思いますが、実際は結構違います。
1つ違うのは、夜間用スポット/夜間用保温ライトはあくまでライトなので微弱な光がでたり、爬虫類には見えない(というが実際には見えてて寝ないw)光が出ているというもの。
なので、片方はあくまでライトなので自然光に近い夜の光のようなものを出す(夜行性の生き物向け)ものと、昼行性の為夜は寝てる生き物向けで分けるとわかりやすいかも知れません。
どんなものかというと、基本の形としては電球と変わらないタイプです。
ざっくり言えば陶器で出来た電球と思えば早い感じですが、陶器の為光が出ないみたいなもんです。
種類はいくつかあって、ソケットに差し込む電球タイプのものもあれば、ハムスターとかみたいに床に敷くものもあれば、ケージの脇にくっつけて使う人間用のミニチュアみたいなものもあります。
更に言えば、カメみたいに背中側から強い日光を浴びて温めるタイプの生き物は、暖突みたいに上部から温めるタイプのものもあります。
→[暖突/上部ヒーター]
ただ、爬虫類では一般的にはソケットタイプのものを使うことが多いみたいです。
それぞれのタイプによって変わると思いますが
・地上性で底面積が広いケージ → 床に敷く赤外線ヒーターorソケットタイプ
・樹上性で常に木に止まってる → 暖突などの天井パネル型ヒーターorソケットタイプ
・カメ → 樹上性と同じ
のようにそれぞれ適した物があるので探してみるのをオススメします。
通常はサーモにつないで、放置しておけば勝手に夜間の温度でセットしてくれます。
なので、特に難しいことはありませんが・・・
注意点としては、光が出ないので視覚的にスイッチが入っているという事を忘れてしまう事が多々あります。
そのため、実は熱々になってるのに見た目何も変わらないためうっかり掃除の際に触って火傷ということが結構頻繁に起こります。
その点爬虫類たちは大丈夫なのかと思いますが、彼らは人間より感覚が冴えてるので抱きついたりなんかはまずしません。
もうひとつ注意しなければいけないのは、光がないので電球が切れた時にわからないということです。
以前冬場に電球が切れてしまって、朝温度が16度とかなっている時がありましたが幸いそれを見越して常にストックを1つ買っておいた為にすぐ交換が出来ました。
なので、ソケット型のヒーターを買う場合はいつ切れてしまうかわからないのでストックに複数個購入するのがいいと思います。
ペット用として販売されているものが1番最適ではありますが、代用出来るものもあります。
特にひよこ電球は光の出にくい熱電球のため、比較的使われている事も多いです。
安全の為にカバーを付けて使う事で、色々な生き物にも使えます。
どちらにしても電球であることと、赤外線であっためる系なのであまり変わりはないかもしれません。
セラミックヒーター/赤外線ヒーターはこちら
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