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以前も似たようなタイトルで書いたことはありますが、ヘビは良く水を飲む生き物です。
野生でヘビを見たことある人も多いと思いますが、よくよく考えるとヘビの居場所って田んぼ近くとか森近くとか水がある場所が多かった気がします。
もちろん、日本には砂漠地帯があるわけじゃなく砂漠種のヘビがいない地域なので乾燥地帯のヘビってのを知らないってこともありますが。
比較的水場に目撃することが多いんじゃないでしょうか。
生きていくには水は不可欠なんで、いくら体の水分が無駄に放出しないようにできてる爬虫類であっても水が無きゃ死にます。
なのでもちろん水は飲むんですが、決まって水換えをした辺りで飲むのを見かける事が多いです。
一応水入れとして入れてあるんでそっから飲むのかな・・・なんて思ってましたが実際飲むのは水を変えてすぐ辺りの時かなくなって足した時程度で、後はのんびりお風呂状態です。
そして観察してるとわかるんですが、一回自分が浸かったらその水って飲まないんですよね何故か。
きれい好きなのか何なのかわかりませんが、汚れた水は飲まないぞ!ということみたいです。
毎日水を変えないといけない!とは言いませんが、汚れてる水は飲みたくないみたいなんで3日に1回程度変えれば大丈夫だと思います。
聞いた話だと、2週間くらい入れっぱなしにしといても別に脱皮用で入るだけだから飲む水としてはほんのちょこっと飲めばいいって話も聞いたことあります。
そうなると、毎日水を変えないとか、毎日キレイな水飲めないなんて可愛そう!って言う人も出てくるんですが、野生のヘビとか考えたらまだ川の水飲んでる奴らは綺麗な水飲めます。
池とかになってくると、水の色も濁ってるし、川のように綺麗じゃないし、まして水たまりやなんかの泥まじりの水だって野生の生き物は普段飲んでますからね。
ただ、最近は水の中にフンをすることを覚えてしまったのか水入れが悲惨なことに・・・
例えば公園の中の池、神社の池、田んぼ近くの川なんかでヘビが泳いでるのを見たことがあります。
ヘビってのは不思議な生き物で、手も足もないんですが人が想像しているより遥かに器用で細い体をうまく使って泳ぐんですよね、スイスイスイーって。
もとはオオトカゲが「俺は手も足もいらねぇぜ!」なんて言ったか言わないかはわかりませんが、手足が退化していってヘビになったなんて話もあります。
もともと手も足もあったのにあえていらない選択をしたってことはそれだけで生きれる自信があったのかもしれません。
あれ、でもミミズトカゲとかアホロテトカゲとかみたいに手足がなかったり、足だけなかったりする生き物もいるんで、その進化の過程が正しいとしたら
オオトカゲ→アホロテトカゲ→ミミズトカゲ→ヘビ
ってことになりますよね。
なので、足の無いトカゲがいても、手が生えたヘビっていうのがいてもおかしくないような・・・
パイソンの一部じゃ昔足だった名残の蹴爪がまだ残ってるって言いますしね、実際。
それはまた別の機会にでも書きますが。
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