フトアゴヒゲトカゲの直立姿勢 | 爬虫類飼育サイト -Dragon's Gate-

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フトアゴヒゲトカゲの直立姿勢

フトアゴヒゲトカゲといえば、普通に考えたら地面にベターっとしているトカゲを想像しますが時々変なポーズなどを取ったりもしますよね。
一般的に爬虫類は、地面を這うものっていう認識が強いんですが中には空を飛んだり出来るものや、木などの立っているものに登ったりするものもいます。
もちろんそれは、全種がそういったわけではなく特殊な種類にのみ備わっている能力だったりもします。
トカゲ型の生き物であれば、基本はうつ伏せになっています。
それは同じ爬虫類のワニでも同じですし、種類は違っても形が似ているイモリなどの両生類にも同様の事が言えます。
例外として、バジリスクやエリマキトカゲなど一部のトカゲは二足で走る事が出来ますがトカゲはまずそういった構造をしていないので走りません。
そしてまず立つこともありません。

フトアゴヒゲトカゲは水槽越しに立つ

フトアゴヒゲトカゲを飼っていると良く見かける光景ですが、常に寝そべっているわけではないため頻繁に水槽内を動き回ります。
その為水槽内を広く取って動けるようにしたり、なるべく余分なものを水槽に入れないという事が重要になってきます。
水槽と聞いて思い浮かべる一般的な熱帯魚用の水槽、いわゆるガラスケースやアクリルケースだと思います。
それだとなかなかツルツルしているので立っているのを見ないかもしれません。
しかし、爬虫類専用水槽は引き戸になっているためちょうどフトアゴヒゲトカゲの胸くらいの高さにガラス戸のレールがあるためそこに手を置いて立っている事があります。

銀ちゃん201705

いわゆるこういう感じになります。
今まで飼っていた子たちはあまりこういう感じではなかったんですが、銀ちゃんは特に立つ頻度が高くて1日ずっと立っている事もしばしば。
しかも消灯するとこのまま寝てしまう事もあり、朝までずっとこの姿勢で寝ている事もあります。
人間と違って疲れないのかは謎ですが、爪さえ引っかかればいつか引き戸を開けるんじゃないかと思うくらいにはいつも立っています。

ただ、いくら立っているといえどもそこは地上製の扁平なスタイルのフトアゴヒゲトカゲ、掴まれる場所が偶然あった場合の”擬似的”な直立と言うことです。
では、フトアゴヒゲトカゲを始めとするトカゲ類は自力で立つことは全く出来ないのでしょうか?

フトアゴヒゲトカゲは自力で立てる?

最初にフトアゴヒゲトカゲを飼い始めたのは約10年前、それからずっとフトアゴヒゲトカゲを飼っていますが自力で立つことはありませんでした。
そもそもどうやって上体を起き上がらせるのか、その筋肉はどこにあるのか、尻尾で支える事が出来るのか?
色々な疑問があります。
私達人間や、猿などの生物は体重を支えられる骨格になっています。
例えば首、背骨や骨盤、足など。
それを考えればトカゲやヤモリが立つことは有り得ません。

では恐竜はなんで立っていたの?
という話になりますが、あれは骨盤と足の骨の形状が現在のトカゲとは違う形をしているため立つことが出来ました。
尻尾でバランスを取りながら上体を起こし、骨盤のところにある足の付け根を支点にシーソーの様になっています。
現生の爬虫類たちとは違い、骨盤の下に足が生えているため立つことが可能と言われています。
現在生きている爬虫類は骨盤の横に足が生えているため、ガニ股に見えます。
この違いが、古代の爬虫類と現代の爬虫類の大きな違いになっています。

その現在の爬虫類を代表してフトアゴヒゲトカゲは自力で直立することが出来るのか?
という疑問をずっと持っていました。

しかし、ある日突然銀ちゃんに異変が・・・

お風呂後に畳の間で遊ばせていたら突如止まってこんなポーズに。

IMG_8984

ん?

お前・・・

普通に二本足で立ってねぇか??

今までのフトアゴヒゲトカゲはこんなこと無かったので、おそらく銀ちゃんだけが持っている性質というか特技?みたいなものかと思います。
種族間での共通の特徴ではなく、完全に個体差によるものではあると思います。
よく見ると足の付け根の部分、ここで骨盤とつながっているんですが今までのフトアゴヒゲトカゲと比べて銀ちゃんは股関節が非常に柔らかいのかもしれません。
それに加えて、これは家に来た時(生後一ヶ月)からずっとそうですが足の筋力がかなり強い事が関係しているのかもしれません。
過去のフトアゴヒゲトカゲでは有り得ないジャンプ力があり、放置しておくと勝手に階段を一段ずつジャンプして登ってしまったり、1メートルくらいの高さの所から思いっきりジャンプして折りたりと脚力の強さは昔からでした。
ベタっと落ちないで、ちゃんと足をバネにしてクッションがあるため平気なんでしょうけど、結構な足の強さだと思います。

足の筋力の強さ×股関節の可動域が広い=勝手に立ち上がる

という事なのかと思います。
お風呂では浮力が加わるので上体を起こすのは陸上に比べてまだ軽い力でいけますが、完全な陸上でいきなり立ち上がると言うのは驚きます。
ただ、恐竜の様にこのまま歩行が出来るわけではありませんが、歩いていて止まった瞬間に勢いと足の筋力と股関節の回転でテコの原理の様に上体を起こすみたいです。

チャンスを狙って動画を撮れたら今度撮って見たいものです。

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